2023年12月にオープンしたWITHOUT公式オンラインストアもはや半年。
おかげさまでドラッグストアだけでなく、SNSやネットユーザーの方にも少しずつこのサイトをきっかけに知っていただく事が増えてきております。その中でも私が店長として継続しているこちらのブログ運営は、本業である美容部の業務の合間に執筆しており…という言い訳を初めにさせていただきますが(;^_^A
当面の目標は密かに100記事を目指しています。あ、まだ18記事なのですが💦
超スローペースでマイペースな店長ブログですが、これからも暖かく見守っていただけますと幸いです。
もくじ
夏休み特別企画!きたむーの超個人的な独り言
・人生のターニングポイント
・そしてこれから…
今回は夏休み特別企画として
きたむーの、きたむーによる、きたむーの為の?!超個人的な独り言の回です。
今まで明かされていなかった、私の過去の体験についてご紹介したいと思います。
人生のターニングポイント
私は今小学生の息子を子育て中の身ですが、夏休みは子供を連れて毎年実家に帰省しています。
現在我が家はフルタイム共働き夫婦ということもあり、通勤時間や息子の小学校との連携なども考えて利便性を重視した都市部に住んでいますが、私の実家はそれとは正反対で車がないと生活ができないような郊外型のいわゆる田舎です。
祖父と祖母もいて普段と真逆の生活環境が息子も新鮮に感じるようで、必ずお盆とお正月は私の実家に帰りたいとリクエストをうけます。
そんな私が30歳になる年に、生まれ故郷である九州から大阪に引っ越して、現在在籍しているフェース化粧品に入社した経緯に関しては、自己紹介ブログでも触れさせていただいております。
簡単に要約すると、当社のスキンケアに出会い美容法を変えたことで、肌が改善し、きれいになった事をきっかけに、「もっとこの美容法を広めたい!」と当社に転職したのですが、独身かつ29歳問題に直面する中、「よく単身で大阪まで出てきたね」と周りからは驚かれることも多いです。
実はこの決断に至った背景には、私自身が28歳の時に大病を患った経験が大きな一因です。
私は28歳の時に僧帽弁閉鎖不全症で心臓手術を経験しました。先天的な心疾患があったわけでもなく、ある日突然、左目の視野の一部が欠けて視界が狭くなってしまいました。
原因を調べる為、地元のクリニック→市内の有名眼科→九州でも有数の国立大学病院とトントン拍子で誘導され、精密検査を受ける事になりました。
検査結果は心臓の僧帽弁にとある菌の一種が付着していることで弁が閉まらなくなり血液が逆流し、菌の一部が流れて目の血管に詰まって見えなくなったのではないかということでした。そして、逆流レベルが5段階中4でレベル3以上なら通常心臓手術が必要だと言われました。
心臓手術を受けるまでには正直かなり悩みました。心臓を止めて、人工心肺装置を付け、僧帽弁に付着した菌の塊を除去する形成術。成功する保証も当然なく、失敗すれば人工弁か生体弁(豚の弁)になり、人工弁になると血が固まらない薬を飲み続けて過ごす事となり妊娠ができない、生体弁の場合は妊娠はできるけど耐久性がないから約10年後にもう一度同じ手術を受けることになると…
えぇぇぇぇぇ、、、どちらも嫌だーーーーー!!!!となるわけです。
また、当時の年齢も28歳とお年頃の時に、胸中に約15センチの一本線の傷口が残るといわれて「果たして私はお嫁にいけるのだろうか?」とも悩みましたが、手術をせずにそのまま放っておけば40代半ばで心臓が肥大して心不全になり、死亡のリスクもあるという先生の話を受け、悩みましたが両親の強い希望もあり心臓手術を受けました。
結果、手術は成功し僧帽弁に付着していた菌(菌そのものは既に死滅していました)は除去され、自分の弁が閉まるようになり血の逆流を防ぐことが可能になり、なんとマラソンも出来てしまう程ほぼ元の状態に戻ることができました。
こうして手術を乗り越えてこの世に意識が戻ったときに「自分はいかに、家族や友人や病院の先生や会社の仲間たち、周りの人の支えがあり、生かされているんだ」と強烈に実感しました。
そして「人生は突然何が起こるかわからないからこそ、後悔しない生き方をして誰かの役に立ちたい」と心底思うようになりました。この経験は私の人生の中でも指折りのターニングポイントでした。
そしてこれから…
それから私は前職の会社に復帰をした後、自分の肌を変えてくれた美容法で「もっと多くの方のお役に立ちたい!」と引っ越しを決意し大阪に来て早いもので今年で16年経とうとしています。もちろんその間には仕事でもプライベートでも辛いことやうまくいかないことも沢山ありましたが、その度に大丈夫、あの時は乗り越えられたじゃない!と自分に言い聞かせる魔法のエピソードになっています。今は
「フェースの化粧品と出会えて本当に良かった!」
「お肌がきれいになって人生が変わった!」
出会えたお客様にこんなお声をいただくことが私の何よりのモチベーションになっており、これからもそんな出会いをどんどん増やしていきたいと思っております。
ここ数年は医療業界にもご縁をいただき学会などで美容セミナーに登壇させていただく事もございますが、これをきっかけにいつか私の心臓を手術をしてくださった先生に再会して直接御礼を伝える日が来ないかな~なんて夢見ております。まぁ心臓外科と皮膚科ではフィールドが全く違いますが…(笑)
今回はきたむー店長の個人的な独り言でしたが、同じような病気や大きなお悩みを抱えている方の考え方の一助になれれば幸いです。
まだまだ猛暑が続きますが、素敵な夏休みをお過ごしください♪