基礎編 でお伝えした紫外線や日焼け止めにまつわる基礎知識は参考になりましたか?
日中の肌はとにかく多くの刺激にさらされています。
紫外線だけでなく、ブルーライト、花粉、PM2.5、埃、乾燥、汗皮脂分泌による化粧崩れ等…。
これは、夜寝る前のスキンケアをしてあとは寝るだけという環境とは全く違うはずです。
そんな日中の刺激の多い環境だからこそ、そのままにするのではなくお肌を色々な観点から保護するケアは欠かせないと思います。
実は日焼け止めはスキンケアの中でも汚れを取ったり有用成分を与えたりするアイテムとは違い、物理的や化学的に肌を守るアイテムで、日中のお肌を守るために必要なアイテムです。
ですが、
「実は日焼け止めが自分のお肌に合わない…」
「日焼け止めを付けたいけど肌荒れするから付けたくない…」などのお悩み相談も多いので、こちらのブログが何かの参考になれば幸いです。
もくじ
日焼け止めに欲しい機能5選
1.日焼け止め効果
2.保湿効果
3.ブルーライトカット効果
4.環境浮遊物質カット効果
5.水カット効果
日焼け止めに欲しい機能5選
私は日焼け止めの機能に紫外線だけカットするだけでなく、上にも少し書いたような様々な肌への刺激からも肌を保護するような役割があるともっと良いと思います。
本日は日焼け止めにこんな機能があったら最高だな!と思う機能5選をご紹介します!
1.日焼け止め効果 |
え??今日日焼け止めの話だから当たり前ですよね・・・。はい、その通りでございます(笑)
スタートからズコッと拍子抜けされた方もいるかもしれませんが、基礎知識編でも触れたとおり、日焼け止めの効果が高いSPF値とPA値だけで選ぶのではなく、使うシチュエーションや毎日使いか、よく外に出る環境なのか、お肌負担の事等も考えてSPFと PAの値、紫外線吸収剤と散乱剤(ノンケミカル処方)等のバランスを見極めて選びましょうという話です。
例えば、一日中海で遊ぶ、山登りに行くのであればもちろんSPF50+、PA++++をお勧めします。さらに2~3時間おきに塗りなおしもお勧めです。ですが、日中日差しにあまり当たらない、室内での仕事が中心であればSPFも高すぎなくても良いという話です。
↑オフィスや室内で働くなど、日中あまり外に出ない方も肌負担が少なく毎日使いできるものを選びましょう。
2.保湿効果 |
これはあくまでもたとえ話ですが、生魚と干物の魚、新緑の葉っぱと枯れ葉、生花とドライフラワー。さて、どちらが燃えやすいでしょうか?答えは乾燥して水分が少ない後者です。
これはお肌にも言える事で、肌は日焼けをする時に強いエネルギーを受けるので、その熱を浴びることでお肌も乾燥します。乾燥するとお肌の水分も蓄えられなくなりさらに肌荒れが進みます。
日焼け止めを使っていただく際には十分にスキンケアで保湿をしていただいた方が紫外線ダメージ※から肌を守る焼けにくい肌を作ることができるといえます。※乾燥
スキンケアだけでなく、日焼け止めに保湿成分が配合されているものもあります。日焼け止めも保湿効果があるものを選びましょう。
3.ブルーライトカット効果 |
ブルーライトとは、スマートフォンやパソコン、蛍光灯などから出る青い光の事です。光の波長が紫外線よりも長いので、お肌のハリの低下にもつながると言われています。
いまや生活の中で必需品となるパソコンやスマートフォン。もちろんスマートフォンやメガネにブルーライトカット対応のものを既に活用されている方もいらっしゃると思いますが、いま日焼け止めでもブルーライト対策できるものも発売されていますので重ねて対策をされることもお勧めです。
4.環境浮遊物質カット効果 |
美容インストラクターをしていて、これまで様々なお客様をカウンセリングしてきました。
その中で最近とても多いのは、花粉トラブルや黄砂で肌荒れを起こしている方です。花粉や黄砂等のいわゆる環境浮遊物質でムズムズして鼻をかんだり顔を掻いたりすると肌が荒れてお肌のバリアが低下します。
例えば、私がとても驚いたのはコロナ渦中でロックダウンされた海外の都市の写真です。コロナ前は排気ガスや空気中の埃が舞い上がってスモッグで街にモヤがかかっていましたが、ロックダウンで車や人がいなくなった都市の空がとても青くなっていて今まで見えなかった遠くの山までも綺麗に澄み渡って見えている写真を見た時に、私たちはいかに普段から埃の多い場所で生活をしているのか、、、と思いました。住んでいる地域によって多少の差はあるかとは思いますが、やはり人が一定数住んでいる地域ではそれなりの外的浮遊物質は覚悟した上で生活しなければなりません。家の中で一日中過ごした環境と、外出した時に受ける刺激は違います。そんな日中の埃などから保護ができる日焼け止めを使いたいですね。
5.水カット効果 |
気温が上がってくると増えるのが、汗をかきやすく化粧崩れしやすいというお悩みです。夏の暑い日は朝から洗顔した直後やメイクをする瞬間からずっと汗をかいているという方もいますよね。基本的に皮膚は分泌器官でもありますので、汗や皮脂が沢山出ることは良いことではありますが、少しコントロールをされたい場合は、顔に制汗剤を吹きかけるわけにはいきませんのでリンパ管を冷やすことをお勧めしています。例えば大きなリンパ管が通っている場所は、首やわきの下です。500mlサイズほどの冷たいお水を入れたペットボトルを首の後ろやわきの下に5分程度当てていただくだけでも、スッと汗が引くのが実感できると思います。日焼け止めも毎日使うものだからこそ皮脂に強い化粧下地効果のあるタイプのものを選ぶと良いと思います。
↑ウォータープルーフ効果のあるものはこのようにお水を弾きます。
以上、日焼け止めに加えて日中の肌をバリアするためにお勧めの5選をお伝えしました。
最後に日焼け止めの使い方は必ず押さえておいてほしいです。
特に当社の日焼け止めの使い方は少しだけ肌なじみを良くしてツヤを出すコツがありますので動画で見ていただけると嬉しいです。
当社日焼け止めの効果的な塗り方はこちら↓
ポイントは日焼け止めをお肌に塗るときは絶対に摩擦はしないことです!!
当社では①擦る②引っ張る③塗りこむ④パッティング 以上を4つのNG行為と言って美容法としてNGとしております!
これに関してはまた次回のブログで詳しくお伝えさせていただきますね😉