ツヤのあるお肌はいつまでも憧れですよね。
年を重ねていくと特に、肌にツヤがあるとより若々しく見えますのでいいなぁと思います。
メイクでハイライトをバリバリに入れてツヤを出すのとは違いますよ!
あくまでも素肌のツヤ感です☺
ツヤを出すためには皮膚の保湿と保護をしっかりとおこなうことが大切になってきます。
前回は保湿に大切なコラーゲンは、種類によって保水力が違う事をお伝えしました。
簡単に要約すると「コラーゲンは分子量が大きいのでお肌には入りにくく、表面的なものが圧倒的に多い」という事です。
しかし、素肌にツヤを出すためにはしっかりと保湿の成分を浸透(※1)させることが大切になりますが、お肌は基本的に異物は吸収しないことはご存じでしたか?
今回は化粧品と肌への浸透の関係について、分かりやすくご紹介します。
※1 角層まで
もくじ
①肌のバリア機能とは
②リポソームについて
■肌のバリア機能とは
化粧品を使った直後の肌はしっとりしますので、当然お肌に浸透しているイメージがありますよね?
しかし肌にはバリアがあり、実は水ですら肌には簡単に浸透しないといわれています。
例えば、お風呂の湯船につかります。
そのお風呂のお湯がどんどん浸透して上がった時にはぷくぷくに身体が膨れている…
食事中に豆腐に醤油をたらそうと思ったら、手が滑って醤油が手にかかってしまい、それ以来その部分がシミになり残っている…
なんてことは当たり前ですがあり得ないと思います。
先ほどのコラーゲンの話もしかり、肌は積極的には異物は吸収しないシステムになっています。一般的には経皮吸収されるのは、毛穴や汗腺からも吸収されるといわれておりますが、その他にも特殊な技術や薬剤を使えば浸透できるといわれています。
その特殊な技術の代表的な一つが「リポソーム技術」です。
■リポソームについて
「リポソーム」という言葉を聞いたことはありますか?
最近では某有名メジャーリーガーさんがモデルを務めたという事で一躍有名になった美容液も「リポソーム」という名前がついていましたね!
一部の美容マニアの方はよくご存じの方もいらっしゃると思いますが、
「一生懸命クリームやオイルで保湿しているのに翌朝にはもう乾燥してカピカピ」
「化粧水をたっぷりと使っているけど、表面的で肌の奥は乾燥している気がする」
そんなお悩みをお持ちの方には是非リポソーム化粧品をお勧めします。
リポソームとは、生体リン脂質(皮膚の構成成分)でできたナノレベルのカプセルのことで元々は医療分野で実用化されていた技術です。一般的には「ナノカプセル」とも言われますので聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
従来のスキンケアは、乳化製剤などに含まれる油分で肌表面を保湿・保護することが基本でしたが、リポソームを使うことで肌に浸透しながら、更にリポソームが肌の一部になり、美肌の鍵を握る角層を保湿・保護することができます。
↑肌のバリア機能に重要な役割を果たす「ラメラ構造」はリン脂質で構成されています。
スカスカになることで、ダメージをうけやすく肌の乾燥を引き起こす原因になってしまいます。
↑リポソームが角質層内に浸透していくイメージ
リポソームはお肌と類似した成分で肌を守るだけではなく、肌の一部になり、角層内のラメラ構造を整えることにより、健康的なツヤのある素肌へ導くことが可能なのです。
「毎年毎年、この季節になると何を付けても乾燥する」
「洗顔後にすぐに保湿をしないとお肌がつっぱって仕方ない」
「夕方頃になると目周りの小じわが気になり化粧も崩れがち…」
こんなお悩みの方にリポソーム化粧品はピッタリなのです。
次回は、リポソームだけじゃない!肌本来の美しさへと導くお手入れの秘訣についてお伝えします。
では、今日はここまで😃