こんにちは!秋の気配は漂ってきたのに、まだまだ日中は暑い…。
お肌も「乾燥?」「皮脂?」「日焼け?」と大混乱の季節。まるで女子会のLINEグループのように、情報過多でざわついております💦
そんな中、WITHOUTお取扱店の化粧品担当の方からよくいただくご質問がこちら。
「ぶっちゃけ、顔剃りってどうなんですか?」
この質問、意外と多いんです。剃った方がいいの? 剃らない方がいいの? どっちやねん!! という声が聞こえてきそうなので、今回は美容インストラクターの私なりに考えてみました。
もくじ
1.産毛ってそもそも必要?
2.顔剃りで得られるうれしい効果
3.実はある…顔剃りのリスク
1. 産毛ってそもそも必要?
実はこの産毛、ただのお邪魔キャラではありません。
「紫外線や摩擦から肌を守る」「皮脂と汗を混ぜて皮脂膜という保護膜を作る」「クッションのように外からの刺激をやわらげる」など、意外と頼れるガードマン的存在。

産毛と言えば…赤ちゃん。毛質もこの頃は柔らかくて透明だった…
そう、あの“うっすらモジャ感”には意味があるんです!!
もし産毛がなかったら、私たちの肌は外界からの攻撃、例えば紫外線やほこりや排気ガス、洗顔する時の摩擦、それこそ本日のお題の剃刀の刃等の刺激を受け放題。考えただけでちょっとゾッとしませんか?
なぜ顔剃りをする人がいるかというと、毛の濃さや密度に個人差の問題もあると思います。頬付近の透明な産毛なら気にならないけど、口周りに生えている産毛は少し黒いから髭のように見える…、又は、一度剃ってしまってからまた産毛が生えてくるとじょりじょりした感覚がお肌のざらつきと混同して「また剃りたい…」となっていませんか?
2. 顔剃りで得られるうれしい効果
とはいえ!顔剃りをすると、これまた嬉しい効果がてんこ盛り。
● つるんとしたなめらかさ
● 肌がワントーン明るくなる
● ファンデーションのノリがよくなる
「わぁ、鏡の前で3割増し!」と思う瞬間があるんです。
この爽快感、一度味わうとクセになるのもよくわかります。
だって、誰だって肌がピカッと光ればテンション上がりますよね。
だからこそ、顔剃りを止められない、でも肌に負担がある気もする…と複雑な気持ちになってしまう人もいるのではないでしょうか。
3. 実はある…顔剃りのリスク
ただし…いいことばかりではありません。
剃刀を使う以上、角層を傷つけてしまうリスクはつきもの。
出血まではいかなくても、肌に負担をかけるのは確実です。

皮膚生理学では保護作用というものがあり、皮膚は一定の刺激を受け続けると刺激からお肌を守るために肌を硬くします。例えば、ペンだこはいつも同じ場所にペンの刺激を受け続けているからそこが硬くなってたこができる現象です。刺激を与え続けていると「硬くごわつく」または「薄くなってお肌に赤みが出て敏感に傾く…」など、肌質そのものに変化が出てしまうことも。
私も美容インストラクターとしてエステで素肌に触れると、「あ、この方は顔剃り派だな」とすぐにわかるくらい、お肌が硬くごわついており、ちゃんと痕跡が残るんです。
【前編まとめ】
顔剃りにはメリットもあれば、リスクもある。
まるで「夜中に食べるラーメン」みたいな存在かもしれません。美味しいけど、体には…うーん?みたいな。
次回後編では、「じゃあ、どうしても顔剃りしたいときはどうすればいい?」をテーマに、工夫とスキンケア方法をご紹介します!☺
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