毛穴ケアを終わりにしたい!
毛穴悩みの解決にはポイントがあります。
そんなあなたに読んでほしい毛穴のメカニズムのお話、第二弾です☺
もくじ
①毛穴タイプを見極めよう
②やってしまいがち!NG毛穴ケア
③何故毛穴は目立ってしまうのか?
④私がやめた毛穴ケアたち
⑤ゆっくりでいい、確実に変わる毛穴との関係
■毛穴タイプを見極めよう
毛穴の悩みと一口に言っても、人それぞれです。今回は代表的な毛穴トラブルを4タイプご紹介します。
皆様は当てはまるトラブルはありますか?
・開き毛穴
皮脂が多く出る春夏の季節や、乾燥によるインナードライ状態で毛穴が開いてしまうタイプ。テカるのにカサつく…という矛盾だらけのお肌。乾いてるのにオイリー、不思議ですね。
・黒ずみ毛穴
小鼻やあごに多いタイプで、毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒く見える状態。
「この黒い点、全部出してしまいたい!」…その気持ち、よ~くわかります。
・たるみ毛穴
ほっぺに多く見られるタイプで、肌のハリや弾力が落ちて、毛穴がしずく型に伸びて目立つ状態。
鏡で自分の顔を見て、頬を中指で優しくクイッと引き上げて毛穴が消えたら、それ、たるみ毛穴のサインです!

・角栓
ターンオーバーの乱れで、皮脂と古い角層が混ざり合ってできた固まり。小鼻からこんにちは!と主張してくるタイプです。

■やってしまいがち!NG毛穴ケア
私の20代、まさに“毛穴迷子”でした。
油取り紙で皮脂をごっそり吸い取り、パックで角栓をゴッソリ剥がし、拭き取り化粧水でゴシゴシ…。
ああ…今思い出しても、毛穴にごめんなさいと言いたくなります。
毛穴って、いじればいじるほど悪化するって、知っていましたか? 実は毛穴だけでなく健康な皮膚も傷めてしまっているのです。
お肌表面の角層には水と油の構造の『ラメラ構造』があり、こすりすぎなどで皮膚を傷めてしまうと、ラメラ構造が乱れ毛穴が目立ってしまいます。

刺激を与えれば角質が厚くなり、毛穴はさらに詰まり、開き、悪循環ループに陥ってしまいます。
ラメラ構造について詳しくはこちらをご覧ください↓
■ 何故、毛穴は目立ってしまうのか?
なぜ毛穴は目立ってしまうのでしょうか?それはお肌のキメが乱れてしまっているからです。
例えば、ずっとタンスにしまっていたセーターとTシャツが虫食いの被害に遭って穴が開いてしまったとします。セーターとTシャツではどちらの穴が目立ってしまうと思いますか?

そう、答えはTシャツです。Tシャツの生地はペラペラなので小さい穴が開いても目立ってしまいますが、一方セーターは網目があり、生地に凹凸があるので、その凹凸に紛れて穴が見つけにくくないでしょうか?
実はお肌も同じで、皮膚表面のキメが均一に凹凸があると、毛穴は凹に埋もれて毛穴が目立ちません。つまり、毛穴が気になるからと言ってゴシゴシと肌を摩擦していたらキメが無くなって、余計に毛穴が目立ってしまいます。
毛穴は敵じゃないんです。取り去るものではなく、“育てる”もの。
毛穴も私たちの皮膚の一部、大事なパートナーなんです。
刺激を控えて、優しく、シンプルに。
お肌と同じ成分でできたスキンケアで、ゆっくり育てていく。
それだけで、毛穴は少しずつ応えてくれます。
■私がやめた毛穴ケアたち
何もわからなかった20代の私。ずっと戦い続けましたが
・はがすタイプの毛穴パック
→取れてすっきりするのはその場だけという事に気が付きました。
・油取り紙
→今は皮脂が気になるときは、ティッシュや、化粧直し用のパフで優しく1回だけ抑えています。
・指で角栓を押し出す
→角栓はなるべく見ない、気にしないようにしています。
・タンパク質分解系の洗顔
・コットンによる拭き取り
→毛穴を拭き取りたいあまりに力強くなっていませんか?
・皮脂吸収系の化粧下地で毛穴を埋めまくる
・オイルクレンジング
一見「すっきり!」するこれらのケア、実は肌を乾燥させたり傷つけたりして、毛穴トラブルを悪化させる原因になります。
■ゆっくりでいい、確実に変わる「毛穴を育てる」ケア
私も最初の1週間は、我慢の連続でした。
「角栓が気になる~!」と叫びそうになる毎日。
でも1か月後、ふと鏡を見たら…
「え、毛穴どこ行った?化粧崩れしてない!」
自分でもびっくりでした。
もちろん、今でも毛穴はあります。でも、育てた分だけ落ち着いてきたんです。
毛穴とのお付き合いは、スピード勝負ではありません。
ゆっくり、じっくり、コツコツと。
“毛穴は育てるもの”
この言葉が、あなたの毛穴人生を変えるきっかけになりますように。
次回は、具体的なケア方法やおすすめアイテム、私が実際に試してよかったことをまとめてお届けします!
どうぞお楽しみに♪

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